つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

スカイ・クロラ

森博嗣の、シリーズではない読み切りモノ。
主人公は戦闘機のパイロット。新しい基地に転属されたところから物語が始まる。
序盤を読み進めているところ(多分まだ起承転結の起の部分)では舞台設定は不明。おそらく日本。時代も不明。近未来と思われる。しかし登場する飛行機がプロペラ機と言うことを考えると、数十年前を設定しているかもしれない。背景にしても詳細は分からない。どうも主人公が所属する組織(or国家)と敵対する組織が交戦中らしい。
自分のような航空機に関しての素人が読むレベルでは、理屈やメカニズムの描写は詳細と思える。

スカイ・クロラ (中公文庫)

スカイ・クロラ (中公文庫)

読了。
あらすじは、キルドレと言われる遺伝子操作されて誕生した人種が主人公だった。その人たちは、物理的に破壊されない限り死なないらしい。それらの人が繰り広げる戦争が舞台だった。
どうもテーマが見えない小説。強いて言うなら、生きるということへの定義付けをしようとしているのだろうか?