つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

セントニコラスの、ダイヤモンドの靴

御手洗潔と石岡君の駆け出しの頃の事件。

セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 (角川文庫)

セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 (角川文庫)

駆け出しだからなのか、御手洗のいい人っぽさが出ている。
とは言うものの、全体的には御手洗の超人的な推理力が全面的に押し出されていて、うまくいきすぎの感がある。多分、犯人の証言がほとんど無いことで、御手洗の推理の裏付けが出来ていない所為かな。
石岡君は、相変わらず石岡君で、ちょっとボケ過ぎ。わざとそのように描写してるんだろうけど、そんなボケっぷりの人間はいないだろうと思えてしまう。