ワタクシのデジタルガジェット遍歴 Clie N600C編
SONY Clie N600CでPalmの虜に! (2001/9/20〜)
Palmとの出会い
パワーザウルスの重さ(物理的なのと、動作)が負担に感じるようになり、他にいいデバイスはないのか、無意識に探すようになっていたのだと思うけど、Visor Deluxeと言うデバイスが9,800円という値段で売られているのを見て、いろいろ調べてみた。
Visorは、PalmOSというOSを使ったモノクロデバイス。スケジュールなどPIM機能はひとそろい持っていて、動きは軽快とのこと。写真のようにポップなカラーバリエーションで展開されていた。
画像はPC Watchから借用
PalmOSって?
Palm(パーム)は、ジェフ・ホーキンスによって開発され1996年から販売されるようになったPDAの名。
同時に、それを製造・販売する会社Palm社(1992年設立)、そのPDAに搭載されるオペレーティングシステムであるPalm OSを指し、さらに同OS搭載のPDA全般を指してPalmと呼ぶこともある。
特徴は、
- パソコンとの同期によるデータの管理
- スタイラスを使って、グラフィティという略字での手書き入力
- なによりソフトウェアの仕様が公開されているので、世界中でフリーウェアが作られていて、それらを使ってカスタマイズができること(今のiOSやAndroidのよりも自由な環境)
- 通信機能は赤外線のみ。電話回線はオプションのパーツを使わないといけなかった。
グラフィティ
画像はグラフィティ (Palm) - Wikipediaから借用
Clieの登場
ちょうどこの頃、SONYからPalmOS搭載のカラーデバイスが発売されると発表された。
SONYならではの機能としては、ジョグダイヤル搭載、MemoryStick対応ってところ。サイズはiPhone4位かな
当時は一番好きなメーカーだったし、カラーだしってことですぐ購入。
速攻いろんなソフト(Palmwareと言います)をインストールして、環境を作った。特にソフトの並びや起動を楽にするランチャーソフトをとっかえひっかえした覚えが。自分は、亜あれこれ考えながら、こういう機械を使いやすくするのが楽しく感じる気がする。ある程度使い方が固まって、定常運用に移行すると、飽きてくるように思う。
今のRSS的に、WEBの情報を取り込む機能をがっつり使っていた。毎朝起きたらパソコンを起動し、WEBの情報をClieに取り込んで、後で読むのが習慣になってた。
何がいいって、前面の4つのボタンからそれぞれの機能に直接アクセスできるので、閲覧や入力にストレスが掛からないところ。