つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

相棒Ⅲ観てきた

相棒Ⅲを観てきた。
GWとはいえ、平日の午前のせいなのか、近所のシネコンでは空席が目立っていた。ただチケット販売窓口は、そこそこ行列ができていたので、他の映画は賑わっているのかもしれない。

さて本編は、お金も掛かっていて、当然ながらテレビシリーズよりスケールの大きなストーリィだった。まあ、舞台設定がちょっと現実には有り得ないようなものだったり、伏線の始末の仕方が雑なのはご愛嬌かな。


自分が気になったのは、エピローグ的なシーンでの右京さんと敵役(?)との会話。今の日本の思想の動きに対する、強烈なメッセージのように思った。このシーンによって、本作が、昨今右傾化と言われていることに対するアンチテーゼになっているように感じる。でも訴え方が分かり易すぎ。製作元かスポンサーの意向なのかしら?

ということで、最後のそのシーンのおかげで、この映画は何を言いたかったのか?って一日気になって、少し興醒め気味。