読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

あなたは自分のプレゼンに満足してますか? 〜【読書メモ】エバンジェリスト養成講座〜

上司に対しての提案から大勢の聴衆に向かっての発表など、大小問わず仕事でプレゼンテーションをする機会は多いと思いますが、満足いく結果を得られているでしょうか?

本書は、プレゼンテーションがなかなかうまくいかないという人に向けた、プレゼンテーションの基本集という位置づけで、いろいろなコツ(ハック)がちりばめられています。

筆者の西脇資哲さん(@waki)は日本マイクロソフト(株)のエバンジェリスト(*1)(本記事作成時)ですが、マイクロソフトの製品にとどまらず、さまざまなインターネット関連製品についてのプレゼンテーションを行っています。twitterでのコメントによると、最近では女性向けにドローンの紹介をしたりしているようです。

*1「もともと(キリスト教の)伝道者」という意味ですが、現在の世間一般(少なくともIT業界)では、

各種の啓蒙活動によって、ITエンジニアに最新技術の利点や価値を伝えます。

@IT Special 「難解技術を分かりやすく伝道する」マイクロソフトエバンジェリスト 第1回より引用

という人のことを指します。詳しくは以下のリンクを読んでみてください。

@IT Special 「難解技術を分かりやすく伝道する」マイクロソフトのエバンジェリスト 第1回

 

さて本書で私がポイントと思ったのは、「(どういった形であれ、伝えたいことが)相手に伝われば、成功。伝わらなければ、失敗。(P14)」と言うことです。この相手に伝えるためのコツが書かれています。中でも

  1. 何を伝えたいのかまず決める
  2. プレゼンの7つの型からどれを使うか決める
  3. 顧客視点でより上質に、より伝わりやすく

の三つが重要ではないかと思います。

1.何を伝えたいのかまず決める

何を伝えるのかを決めてはじめて、ディテールが明確になってきます。誰に伝えるのか?いつ伝えるのか?どこで伝えるのか?なぜ伝えなければいけないのか?誰が伝えるのか?どのようにして伝えるのか?どれが欠けてもいけません。(P16)

いわゆる5W1Hを明確にと言うこと。これらが決まるとプレゼンのシナリオ(ストーリー)も決まりやすくなり、資料作りも捗ると思います。逆に決まっていないとストーリーもはっきりしないし、資料を作り込めないし、作ってもボヤッとしたプレゼンになってしまいます。自戒を込めて気をつけましょう。

2.プレゼンの7つの型からどれを使うか決める

  • オーソドックス型
  • ビジー型
  • フラッシュプレゼンテーション型
  • デモンストレーション型
  • 機能説明型
  • 完全比較型
  • スティーブ・ジョブズ  (P21)

筆者はプレゼンテーションの型には上記の7種類あると言っています(詳しくは本書を読んでください)。与えられたシチュエーションによって、最適なものを選ぶ必要がありますが、私はオーソドックス型しかしたことがありませんでした。今後はデモンストレーション型にもチャレンジしたいと思います。

3.顧客視点でより上質に、より伝わりやすく 

顧客視点は「みなさん」が中心です。(中略)プレゼンテーションは顧客視点にすると、より上質に、より伝わりやすくなります。自分視点、神様視点ですと、製品説明に過ぎなくなってしまいます。なるべく顧客視点を心がけてみてください。(P71)

やはり相手の立場にならないと、独りよがりのプレゼンになってしまいがち。顧客視点でというのは、基本ではあると思うけれど、難しい。私はなかなかできていないのが実態です。

まとめ

私個人のことを言うと、最近仕事でプレゼンをする機会が増え、うまくやるにはどうすればよいのか?と考えることが増えてきた所に目に入ったので本書を手に取りました。読んでみると、言われてみると当たり前なんですができていないことが書かれていて、改めて目から鱗が落ちる思いをしました。

自分自身としてはシナリオを考えることはしていたものの、本当に伝えたいことは何なのかを突き詰めていなかったことに気が付きました。まずはここから改善したいと思います。