つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

vs オマーン 1 - 0

まあ、実力差から言って当然の結果。
立ち上がりはオマーンに押し込まれる状況が続いたけど、それはあらかじめ予測していて、相手が疲れるまでは堪えようと言う作戦だったのだろうか?それならいいんだけど。欧州などのチームは、格下と対戦する時、立ち上がりにどんどん攻めて点を取ったところでようやく手綱をゆるめるって感じだけど、日本の戦術としてはどうなんだろう。
前半30分過ぎから、疲れのせいかオマーンの足が止まったこともあり、中盤にスペースができ、日本もボールをキープすることができるようになった。そこから何回か惜しいシーンもあったけど決められず。
でも、この試合では攻撃面では割と安心して見ていられた。以前に比べ、サイドからのクロスなども多く、点が入りそうな予感はしていた。インド戦と比べても、両サイドのオーバーラップも多かったし。アレのこねくり回しドリブルも無く、ストレスは溜まらなかった。
で、後半。前半からの流れは変わらず、日本がボールキープする時間が長い状態。取るべくして取った1点を守りきりタイムアップ。
心配なのは、ディフェンスラインと中盤でのボールキープが危ういこと。相手に詰められて何とかきわどいところでかわすシーンの多いこと。その辺りでボールがまわっているときはドキドキ。あと、高原の状態かなあ。何度かゴール前で目の前にボールが出てきたことがあったけど、得点できず(相手DFのブロックのせいもあるけど)。そうは言っても、この試合では中沢・小野・中村の存在感は大きかったね。小野・中村が中心になって中盤からプレスを掛けて、ロングボールには中沢のヘッドでクリア。これが今後も通用すればいいけど。
それにしても、新聞やTVなんかの報道を見ると、これでW杯に出られるようになったかのような騒ぎ。まだ一次予選突破が決まっただけなのに。試合中継の実況は、引き分け以上で突破と言いつつ、勝たなきゃいけないような印象を与えるコメント連発だし。目の前の目標は一次予選突破だから、引き分けでもいいのに(ただ、次の目標は二次予選突破だから、こんなところで引き分けている場合じゃないけど)。