つらつらと、つらつらと

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百鬼夜行 陰

久々の京極作品文庫化。今回は10話からなる短編集。京極堂シリーズの外伝と言える位置付け。関口など関係者も登場している。

百鬼夜行 陰 (講談社文庫)

百鬼夜行 陰 (講談社文庫)

京極堂こそ登場しないが、京極堂ワールド。各話ともどうも「視る、視られる」という事がキーワードのよう。
六話の教育論的なところは理想論的ではあるが共感できる部分。筆者自身の考え方なんだろうか?
しかし、京極堂シリーズはページ数以上のボリュームがあって、読了まで時間が掛かる。読もうと手に取るまでに気合いが必要な本もなかなか無いよね。