彼らの神
スポーツライター金子達仁氏のコラム(?)。2004年のアテネ五輪で日本が勝利するための提言。
- 作者: 金子達仁
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/05
- メディア: 文庫
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まず、日本の人口とGDPを考えると、オリンピックでのメダル獲得数が非常に少ないとのこと。これは、スポーツを文化ととらえていないために設備・環境にお金を掛けていないことを表している。
柔道のメダルが多いのは、日本が発祥のスポーツだからというだけではなく、道場など設備・環境が他の国よりも恵まれているためだそう。とかく諸外国との体格の違いを理由にしがちだが、日本人は日本人なりの対応の仕方があるのではと言っている。
なるほどなあと。そんな視点で考えたことがなかった。
他に、自動車評論家(?)の徳大寺氏との対談も収録されている。
サッカーだけではなく、スポーツ全般を考える上でおもしろい本。