つらつらと、つらつらと

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本を読んでも身につかないとお嘆きのあなたへ 〜【読書メモ】マインドマップ読書術〜

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本はよく読むものの、読んだ知識が身につかないという人は多いのではないでしょうか?かく言う私もその一人です。

私は知識の定着のために、読んだ本の内容を数年前からこのブログにアップしています。本を読みながら、キーワードや引っかかったフレーズをメモしたり、付箋を貼ったりしていましたが、ブログを書くために見返すと、なんでメモしたかわかりづらく、まとめるにも時間が掛かり、そのためにエントリが滞る、そして次の本を読み始められない、ブログを書くのがイヤになる・・・というループに陥っていました。

なんとか改善をということで、メモをマインドマップ化することを1年ほど前から始めました。ただ、我流でやっているので、果たして効果があるのだろうか?もっと効果が出るやり方があるんじゃなかろうか?と常々思っていました。

 

そんな中、先日参加した”名古屋マインドマップ普及会(ナゴマイ)”のスタッフであり、ThinkBuzan公認マインドマップインストラクター、大岩俊之さんと出会い、著書である本書を紹介してもらいました。

読んでみると、マインドマップ初心者向けに優しい内容となっていて、実際に書かれたマインドマップも掲載されているので、とてもわかりやすいと思います。

また読書メモだけにとどまらず、目標達成するためのマインドマップの書き方も解説されていておトクな一冊だと思います。

マインドマップとは

マインドマップとは、トニー・ブザン氏の提唱する思考整理法。

トニー・ブザン - Wikipedia

中心にテーマにあたるイメージを描き、そこから放射状に枝を伸ばしてキーワードを書いていく事でイメージを膨らませ、顕在化させていくツール。(上記リンク先より)

詳しくは、同じくナゴマイのスタッフで公認インストラクターのコウスケさんの下記ブログがわかりやすいです。

townwork.net

カラーで、絵を描いて、とハードルが高いと感じられるかもしれませんが、絵を使わず単色で書く”ミニマインドマップ”というのもあるので、ご安心を。

冒頭の写真にちらっと写っているマインドマップは、私が書いたミニマインドマップです。今まで、こんなマインドマップでいいのか?と思っていましたが、ナゴマイに参加したことと、本書により「これでもいいんだ!」という確証を得ることができました。うれしい!

 

さて今回本書を読んだ目的は、

  1. そもそも読書マインドマップってどうやって書くの? 改めて知りたい。
  2. 記憶に残すには?

の二つ。

 

1.読書マインドマップの書き方は?

本書では幾つかの本のまとめ方が紹介されていますが、私がいいと思ったのは、「質問から答えを探す読書法」。小説はともかくビジネス書を読む場合、目的があって読むわけですから、その目的を最初に明確にして答えを探すというのが効率の良い読書というわけです。

目的を決めると、脳はそのことにフォーカスするため、本の中から目的に沿った内容を見つけやすくなります。(P85)

ブランチには、

  • 本 ー タイトル、著者、出版社、発売日
  • 読む目的 - 目的、質問(三つくらい)
  • 質問の答え
  • その他

を書いていきます。ポイントはもちろん「読む目的」と「質問の答え」ですね。目的と質問を明確にしておくと、ブログを書くときにもテーマが明確になるという効果があります。

 

2.記憶に残すには?

本を読んでいると、いろいろなことが頭に浮かびます。それらを言語化して書きとめておくと、あとで見直したときにその時の心境が分かり、気づきが起きやすくなります。

どんなことでもいいので、書きとめておきましょう。(P90)

この一節に尽きるような気がします。さらに

  • 規則性を見つけ、グループ化する
  • ありえないくらい誇張したイラストにする
  • カラフルな色をつける
  • 数字をつける (P174)

ことで記憶に定着しやすくなるそうです。確かに手を動かし、目に訴えかけ、順序立てるという、五感に訴えかけることをすると、脳に刻み込まれますよね。

 

まとめ

これから本を読むときには、

ということをやって、記憶にとどめ、実践につなげていくことにします!

 

追記

本書では、マインドマップを書くための道具も紹介されています。道具の一つにカラーペン3種類が紹介されていたのですが、このうちのステッドラーを買いました!これからこれでカラフルなマインドマップを書こう!

 

以上、本を読んで自身の向上に役立てようと考えているあなたは是非!