書道家の武田双雲さんのワーク形式で自分に関するいろいろなことを書き出し、「夢」を見つけ出してかなえるための方法を探る本。
書くことで自分と対話し、自分の心を「見える化」して整理整頓できる。それは、自分を知り、本当にやりたかった夢を見つけ、かなえることの第一歩です。(P13)
仕事で現場の「みえる化」に取り組んでいることもあり、この「見える化」という言葉が刺さった。やっぱり可視化しないと改善も進歩もできないよね。
「書く」ことで知らず知らずに身についてしまった「心のブレーキ」を外し、本当の自分を知るきっかけになればいいな(P126)
確かに自分を知るきっかけになった気がする。
自分はこの手の本(実際にワークをするような)がちょっと苦手だったんだけど、やってみたら結構はまって真剣に考えてしまった。
ワークに取り組んでみて自分自身に関して気がついたこと。
- 習慣化に取り組んでいることがみんな"やらなきゃ"という義務感を持っていること。
- 漠然と不安に思っているのはやっぱりこのことね。
- あの人やあの人に対してうらやましい(嫉妬?)と思っているんだ!
- 自分のいいところ、そうでないところはココか!
- 将来どうしたいと考えているのか?
自分のネガティブな面も考えるワークがあるけど、気持ちはネガティブにならないようになっているので、取り組みやすい。
なにより潜在化している意識を顕在化させることは、自分の行動を変えるためにはとてもいい。
いつも持ち歩いているほぼ日手帳に書き付けて、ことある毎に読み返そうと思う。
この本、もっと若いウチに読めば良かったんだろうけど、今からでも遅くはないと信じて行動してみよう!