コンパクトなキーボードがやってきた!
外付けキーボードを購入した。
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード A7726121
カラダのためにも作業姿勢は正しくした方が良いと考えてのことだが、机が広いわけではないので、フルサイズではなく、Ankerのコンパクトなやつにした。
MacBook Proはもちろん、iPadにも簡単に接続できた。
何はともあれ日本語変換ができないと話にならない。
日本語変換の切り替えは
option + Space
でOK。
Enterキーの縦の幅が小さいので、普段と同じ場所を押すと上のキー(|/)を押してしまうのが難点。(普段Enterの上の方を押していることがわかった)
でも慣れでなんとかなりそう。
打鍵感は値段相応でそれなりに押し込み感は必要だけど、悪くはない。
ただ筐体が軽いので、少しカタカタと安っぽい音がする。
下にマットを敷けば解決しそう。
何より、机でMacを使うとき、Macを外部ディスプレイの右側に配置しているのだけど、キーを打つときには斜め右に向かわないといけないのが解消されたのが大きい。
主ディスプレイとして使っている外部ディスプレイ正面に向かって作業ができるようになった。コンパクトなので、机も広く使える。
作業環境はこんな感じ。
【まとめ】
良い点
- コンパクトで狭い机でも十分使える。
- MacBook Pro/iPadで簡単に切り替えられる
- 慣れれば日本語変換への切り替えも簡単
- 軽いので、持ち運びラク
イマイチな点
- 軽くてプラスティッキーなので安っぽい(でも値段相応)
全体的には買ってよかったと思う。
仕事のスピードと質が同時に上がる33の習慣
本書は、以前から知っている鳥原さんの著書であることと、帯の「仕事がデキる人はなぜ決断の9割を先延ばしにするのか?」というキャッチーなコピーに惹かれて購入。
著者は(株)インバスケット研究所の鳥原隆志氏。日本でのインバスケット普及の第一人者。
インバスケットとは(インバスケット研究所公式サイトから引用)
本書は仕事を早く進めるための33のtipsが大小取り混ぜて書かれている。
インバスケットについての直接的な言及は全くないので、著者に引っ張られてインバスケットを勉強しようと考えている読者には合わないかも。
でも、根底にインバスケットの考え方が散りばめられているので、基礎知識としてインバスケットを知っているとよく理解できると思う。
章立ては、
序章 1万人の行動データ分析から解明!「仕事が早くてデキる人」の思考のメカニズム
第1章 仕事を始める前の習慣
第2章 仕事の進め方の習慣
第3章 コミュニケーションの習慣
第4章 時間管理の習慣
紹介されている33の習慣の中で目新しいと思ったのは以下の2つ。
1.優先順位の付け方・・・その仕事をしなかった時の影響を考える
同じ時間で仕事の結果が異なるのは、優先順位のつけ方で大半は決まります。その選び方は常に、「それをしなかったらどのような影響が出るか?」です。(61ページ)
当然ながらその仕事をやるかやらないか決めることが前提で、優先順位をつける必要がある。
自分は残念ながら一般的な考え方で優先順位をつけている。意識して影響度合いを考えるようにしよう。
2.資料は5秒で確認する・・・その情報はどんな判断に必要なのか?
資料は読み込んで分析することが大事なのではなく、判断をしようとする際に活用できればそれでいいということなのです。(83ページ)
管理職として資料を読む場合にはこの通りと思う。とはいえ、これまでの習慣でどうしても資料を読み込んでしまう。これも意識して1ページ数秒レベルで読んでいくようにしたい。
ところで本書の中で、帯のコピーの答えは明言されていない。
紹介されている33の習慣を身につけることがその答えなのだろう。
あなたは自分の価値を高めていますか? 〜ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得〜
元スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄さんの著書、10冊目読了。
岩田さんにサインをいただいた時に書いて頂いた「ビジョン、ミッション、パッション」というキーワードの先にある「ブランド」がテーマ。ブランドと言っても高級品のブランドではなく、個人のブランドを確立するための本。
岩田さんが歴任してきた仕事を実例に、個人がどのようにすれば「ブランド」を確立できるのか、48個の心得で示している。
岩田さんの本も10冊目なのでお馴染みのエピソードが多いけど、本書は「ブランド」という切り口で見ているので、新鮮に感じるものもある。
章立ては以下の通り。
- 「一流のブランド人」になるために知っておきたい5つのポイント
- あなたをブランド人へと導く「ジョハリの窓」
- 一流企業に学ぶブランドの築き方
- 「一流の人」と「どこにでもいる人」のちょっとした違い
- 一流は「相手の幸せ」を探す
まず、個人にとっての「ブランド」とはなにか?
あなたが「世界でたったひとりの自分」を形づくり、世界に向かって堂々と表現していくことをこの本のゴールにしたいと思います。(43ページ)
「世界でたったひとりの自分」とは、〇〇株式会社の□□さんと呼ばれるのではなく、△△と言えば「□□さん」だよね、と呼ばれるようになることと書かれている。
まさにその通りと思うし、自分もそうなりたいと思う。
とはいえ、「ブランド」の前に「自分」がどんな人間なのか、まず最初の印象って大事だと思う。私が気を付けているのは、社内の人事異動にしろ、初めての環境で周囲に自分を知っている人が少ない場合は特に、最初は全力投球することを心掛けている。もちろんその職場などのルールを遵守することは大前提で。そうすることで、周囲は「私」がどれくらいのことが出来るのか理解してもらえるし、いい結果が出たら好印象を持ってもらえるので、その後の仕事がやりやすくなる。
元サッカー選手の中田英寿さんはJリーグからイタリアリーグ ペルージャに移籍した最初の公式戦でユベントス相手に2ゴールを挙げ、鮮烈な印象を残した。それがその後の中田さんの評価につながったと思う。そればかりか、その後の日本人選手の評価にまで影響した。
この試合は、自分もテレビで見ていたけど、本当に興奮した!
sportiva.shueisha.co.jp
まあ、自分と中田さんを比べるのはおこがましいけど。
でも、それくらい第一印象は大事だということ。
その上で、
ブランド化された人材は、その人にしかできない仕事や生み出せない価値をもっています。(159ページ)
とあるように、「自分」ならできる価値を提供できるように意識していくべきと思う。
ひとりで悶々としていませんか? 〜マネージャーの問題地図〜
3年前にマネージャになってから、うまくいかないなあとモヤモヤと悩んでいた。
1年くらい前にこの本のタイトルを見て気になり、手に取ってみた。
前書きには
「この本は、マネージャーが1人で頭を抱えて疲弊する今日を、チームのみんなが笑顔で成長する明日に変えるための本です。成長する組織に向かって、いっしょにページをめくりましょう!」
と書かれていて、まんまと乗せられて購入。
結局読み終わったのは購入してから1年以上経った今だけど、以前からうすうす気付いていたことが文章にされていた。
今自分で課題と考えているのは、「なんでも自分でやってしまう」こと。
本書に書かれている何でもかんでもマネージャーが抱えてしまう背景が以下の5つほど挙げられているけど、どれも微妙に合わない感じ。
- 現場を離れるのが寂しい
- 自分のこだわりを捨てられない
- 部下を信頼していない
- 仕事の範囲や権限があいまい
- 自分の仕事が整理できていない
強いて選ぶなら5かな。
部下の頭数が少なく、仕事を割り当てられない → 自分でやらねば、となってしまう。これは本書に書かれている通り、マネージャーとしてすべきタスクが明確になっていなく、リソース以上の受けられない仕事を受けてしまっているのでは?と気付いた。
ただ、原因は分かったとして、どう対策するか?がまた難しい・・・。
受けられないものは受けられないと断固拒絶、もしくは納期の調整をすべきとは思うけど、そうも言っていられず、また悶々とする繰り返し・・・。
もう一つは頭数を増やす方法があり、人事に掛け合ったりしているが・・・。
現時点では八方塞がり・・・。何か打開策はないものか・・・。
もう一つの課題は、お金かな。このご時世、経費節減のため予算もなかなか使えない状況。こんな中、どう理由をつけて来年度の予算を確保するか・・・。
成長のための教育の予算をなんとか確保しなければ!
なんか今回はネガティブなエントリになってしまった・・・。
まあ、課題が明確になったことはよしとしなければ。
マネジメントは難しい・・・【読書メモ】〜ビジネススキル・イノベーション〜
本書は(株)ファンクショナル・アプローチ研究所社長、横田尚哉さんの著書。
横田さんは改善士と言う面白い肩書きを使っている。
改善士とは、技術士の資格を持つ筆者が「情熱大陸」の取材を受けて自ら名付けた肩書き。
武士→志士→技術士と受け継がれたように「士」の志を持つ意味で、「改善士」というコトバにしたのです。
「士」である以上、私事ではなく、志を高く持ち、社会のために献身しようとする人格者であり続けたいと思っています。
オフィシャルブログより
https://www.fa-ken.jp/blog/hisaya-yokota/kaizen-samurai/
本書のターゲット層は、部下を持つ管理職から経営者までと思うけど、メインは前者かな。
自分が正にハマっている層に属している。
章立ては
- 1.4倍で時間を見積もる
- 時間と感情のロスを減らす
- チームをマネジメントする
- 感性でリスクを察知する
- 組織のムダを改革する
- 個人の能力を最大化する
- 時代の潮流をつかむ
- 未来のつくり方を考える
で、それぞれの章の中にコンテンツがナンバリングされていて、全部で67個紹介されている。
一般的なチームマネジメントのキーワードの中に、著者独自の視点(と思われる)が見え隠れする。まあ、それがないと無個性の書籍になるよね。それらの中から気になる、もしくは大いに同意できるトピックを3つ紹介。
1-03 1.4倍でスケジューリングする
仕事には想定の1.4倍の時間がかかるものと思うこと。
時間リスクそのものを減らすことも大切。
予定していた時間を超過することは日常茶飯事(ホントはダメだけど)だから、なんとかしないとと思っていたところ、数値で示されていたので採用したい。
1時間の予定なら1.4時間掛かる計画を立てるということ。
4-28 未知の領域を意識する
リスク は未知の領域から、いきなり表面化する。
情報には未知、無知、既知の三つの領域がある。
既知:既に知っている情報なので、対策を打つべき
無知:知らないことを知っている状態。どのようなインパクトを持ち、どのような確率で顕在化するか分からず、対応出来ないもの。
リスクマネジメントは無知の情報を既知化すること。
未知:知らない事すら知らない領域。顕在化したときは「想定外」となる。
情報システム部門に勤務している身としては大いに参考になる考え方。
先週もトラブルが発生したばかり・・・。
8-64 目標はゼロベース思考で設定する
ゼロベース思考でプロアクティブ(積極的に促すさま。)に進める。
過去を捨てて未来だけを見て目標を立てる。
むー、分かっていてもなかなか出来ないことのように思えるぞ。
でも意識はしていくべきと思う。
モヤモヤっとしてたところが言語化されている。
でもタイトルのようにイノベーションな内容かというとちょっと微妙。
新しい習慣を身に付けるのと同じように定着した習慣・クセをやめるのも難しい・・・ 〜今度こそ、やめる技術〜
美崎栄一郎さんの新刊、「今度こそ、やめる技術」を読んでみた。
本書は
ずっとやめたいと思っているけれど、なかなかやめられない習慣。この本ではそうした手ごわい習慣の数々を今度こそやめる方法を紹介しています。
とあるように、昨今流行の「習慣化」とは逆の、習慣をやめるTipsが43項目紹介されている。
一つ一つのTipsごとにまとめられているので、読み進めやすい。自分の興味のあるところだけつまみ食いということも可能。一つでも二つでも実践できたら元が取れるんじゃないかな。
内容は、
第1章 仕事の「やめる技術」
第2章 生活の「やめる技術」
第3章 人間関係の「やめる技術」
第4章 考え方の「やめる技術」
という章立て。
自分は「仕事」「生活」については割と実践できてる感じ。
課題は「考え方」かなあ。
後回し、(都合の)いい人、断れないといったところが要改善と認識している。
12/8に富山で行われた美崎さんのセミナーにも行ってきた。
主催は「朝活ネットワーク富山」さん。
ここでは、参加者のやめたいことを挙げて、それをやめる為のアドバイスをしてくれた。
自分はPlayStationのゲームをついついやってしまって、あとでこの時間、別のことに使ったらよかったと後悔することが多いと伝えたら、
「ゲームの中から仕事につながる情報を得られるように考えたらどうか?」
とのこと。確かに最近のゲームでは、ゲーム中にスポンサーがゲームの中に自然に溶け込ませて商品やロゴを登場させたりするし、マーケティングの勉強になるかと。
朝活ネットワーク富山さんのエントリはこちら
ちなみにスマホゲームはそれこそ時間を溶かし続けてるので、やらないと決めてる。
人生の「ミッション(使命)」を考えたい 〜君を成功に導く49の言葉〜
元スターバックスジャパンCEO 岩田松雄氏の著書。氏の著書を読むのは9冊目。一度講演も聴きに行ったし、ファンと言ってもいいかもしれない。氏のどこに惹かれているのかと考えると、スターバックス好きの自分としては元スターバックスジャパンCEOだということが大きい。だけど著書を読むにつれ、Missionを軸にした考え方に共感するようになってきた。簡単なことではないけど、上位の目標があってこそ、今やるべきことがはっきりする。
さて本題の本書についてだけど、
- WORK ・・・ 仕事法
- MISSION ・・・ 仕事への向き合い方
- COMMUNICATION ・・・ コミュニケーション法
- MONEY&TIME ・・・ お金と時間の使い方
- PERSONALITY ・・・ 備えておきたい人格・品格
の5つのパートに分け、各界の49の名言を元に5年後に「リーダーになる人」と「部下のままの人」の行動を対比して解説している。この内容は若いうちから意識した方が当然良いので、30歳前後の若い人に読んでもらいたい。
本書で筆者が言いたいことは2章の「Mission」に集約されている。
その中でも下記の2つの言葉は肝に銘じたい。
「5年後のリーダー」
人生のミッション(使命)を考えている。
この世で自分の命をどう使うか真剣に考えている。
そのミッションも、進化させている。 (P93)
成功体験に満足せず、学び続ける。
自分はまだまだだと謙虚な気持ちを持っている。
絶えず自己批判し、革新をする。
常に学ぶことを習慣化している。 (P81)
前者はここ数年意識しだしていることで、過去に参加した大下千恵さんの「野望の会」やコボリジュンコさんの「逆算手帳セミナー」でもテーマとしていて、自分の人生の目的・目標(=「ミッション」)を明確にして、それに向けて今何をするのかを考えるようにすることが必要だということ。以前はなんとなく日々を過ごしているだけだったけど、「ミッション」を意識しだしたことで、少しずつだけど自分の状況が良い方に変わってきた。ただ、「自分のミッションはこれだ!」というものは見つけ出せていない・・・。やりたいことはいくつか出てきたけど。
後者は特に最近切実に感じている。何かしら学ぶことをしないと成長しないどころか衰えていってしまうので、仕事に直結しない勉強も含め、取り組むようにしている。このブログもその一つ。文章を考えることで脳みそを活性化できるんじゃないかと思う。(更新頻度が低いので、その効果は?だけど)
まとめ
日本人男性の平均寿命を考えると、自分はもう折り返し点を過ぎてしまっている。残りの人生の生き方(というと大げさだけど)について考えた時に、結構不安感があることに気がついた。それを解消する一つの方法が「ミッション」。人生の「ミッション」を意識することで今を確かに過ごし、将来の不安も払拭できる(と信じたい)。そして目的達成するための勉強を継続することが必要。
仕事でリーダーになることが必要かどうかは置いておくとしても、多くの人は一生仕事をしているわけではないので、仕事をリタイヤした後のことを考えて、人生の目的・目標を考えてみるのをお勧めしたい。
君を成功に導く49の言葉~5年後リーダーになる人 5年後も部下のままの人
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