つらつらと、つらつらと

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仕事が終わらないというあなたへ 〜インバスケットの会に行ってきた!〜

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先のエントリとは前後するけど、先日(12/5)、インバスケットの会・オオサカに参加してきました。

 

そもそもインバスケットって何?

「インバスケット」とは、

「現場で発生する案件を使ったシミュレーションゲーム」で、「制限時間内に優先順位をつけて案件処理を進める」ことで、「業務遂行能力」「生産性」「全体を見る力」「組織活用力」を向上させ、潜在能力を発揮できるようになるトレーニング方法のことです。(公式ホームページより)

インバスケット教材開発・研修・セミナーの 株式会社インバスケット研究所

社長の鳥原隆志さんが執筆した書籍も多数出版されていて、インバスケットがどういうものか知りたければ「インバスケット思考」がおすすめ。

で、「インバスケットの会・オオサカ」は、

「継続的な学習の場の提供」「人の交流」をコンセプトにしている勉強会・交流会です。(公式ホームページより)

ということで、本格的な研修ではなく、気軽に参加できる勉強会的な位置づけ。

それで実際に行ってみると、会場は意外にも(失礼!)おしゃれなカフェ(バー?)でした。”いかにも会議室”というところではない方がリラックスして取り組めるのではないかという主催者の配慮とのことでした 。

 

きっかけと目的

今回参加したきっかけは、1年ほど前に上司から仕事の仕方が悪い(仕事を抱え込む)と指摘されたので、良いやり方ができないものかとビジネス書をいろいろと読んでみました。そんな中、前述の「インバスケット思考」を読んで自分の悩みにマッチしているなあということで、鳥原さんの著書を何冊か読んでさらにマッチしていると確信した次第。特にやらないことを取捨選択しないといけないことがよくわかりました。

で、書籍の中のワークをやってそれなりに回答をしているものの、その回答が的を射たものか判断できないことに少し不満を感じ始めました。本格的な研修に参加するには敷居が高いと思っていたところ、ある日「インバスケットの会・オオサカ」の告知を見たので、即申し込んでみました。

インバスケットの手法や自分のやり方があっているのかを学ぶことが主たる目的ですが、ここのところ社外での人脈形成も必要と感じていて、この機会にいろいろな人と交流ができるようにということも狙っていました。

 

どんなだった?

会場に着くまでは、参加している人は仕事で悩んでいるオジサンばっかりと思っていました(またまた失礼!)。ところが15人ほど集まった人たちは意外にも女性が多く、場所にも助けられているのか柔らかな雰囲気。セミナーが始まっても堅い雰囲気ではなく、気軽にしゃべることができ、とても馴染みやすく感じました。司会進行の方々の進め方も良かったんでしょうね。

で、ワークとしては、

  • 教材(簡略版)を用いて自分でインバスケットの作業を行う
  • グループで10件ほどの案件の優先順位付けを行い発表
  • 一つの案件を取り上げ、グループで処理内容を考えて発表
  • グループのメンバーを変え、別の案件の処理内容を考えて発表

ということをやりましたが、数時間があっという間でした。

 

気づき

普段会社で仕事をしていると、 周りはほぼ同じ価値観というか仕事として目指す方向性が同じような人たちが集まっているのであまり感じないのだけど、こういう場では全く立ち位置が違ったり、考え方が違ったりする人が集まっているので、一つ一つの処理の考え方が違い、結果も違ってくるのが実感できました。

例えば、今回のワークの案件として取り上げられた、トラブルに直面した時の対応とか。自分はいつも職場で言われている考え方で、

  1. 今トラブっていることに対する処置
  2. 流出したものに対する対処
  3. 再発防止

の順にやるんですけど、3から考える人もいたりで、違うもんだなあと思いました。

チームごとの発表を聞くと、大筋は皆ほぼ同じことを言っているんだけど、すごく丁寧に処理をまとめているところもあり、個性が現れるなあと感じました。

当たり前のことですけど、こういうことが実感できる場になかなか恵まれていなかったのが分かりました。

 

まとめ

インバスケットの入門としては、とてもコストパフォーマンスが高いと感じました。

しかも知り合いも増え、一挙両得ですね。

次回(2016/2/27)も参加したいと思います!

すでに申し込み受付してますよ!あなたもゼヒ!

www.inbasket.co.jp