つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

vs 北朝鮮 2 - 1

イライライラ。これが率直な感想。
ジーコ監督の運のなんと強いこと!またしてもロスタイムの得点によって勝ち越して勝利。戦前の自分としての予想としては、3-0での勝利だったんだけど、そうは問屋が卸さなかった。

さて試合はと言うと、前半開始早々(4分)に小笠原のフリーキックによって得点すると、ほっとしたのか足が止まっている。従って足元パスばかりになって、日本がいい場面を作ることができない。それどころか、再三パスミスでピンチを作る始末。パスミスは圧倒的に日本の方が多かったんではなかろうか?それがイライラの一番の原因。もう一つは、左サイドの三都主の動き。全然機能していない。シンプルにクロスを入れることが全くできない。カザフ戦かシリア戦の後でも書いた気がするけど、なんで使い続けるのだろうか?逆サイドの加地はどうかと言うと、三都主よりは攻撃面では良かったけど、有効なクロスをあげられた訳ではなかった。それに加え、失点の場面は日本の右サイドからのミドルシュートだった。
あと一つ、海外組の起用について。後半15分を過ぎてからの交代だったが、後半開始時点から使っても良かったのでは?高原と俊輔の投入後、明らかに流れが日本側に傾いた。残り15分くらいで投入した大黒も結果を出したが、これももっと早い方が効果的だったのでは?
それにしても高原、俊輔はたいしたもんだ。俊輔のキープ力は小笠原とは比べ物にならない。セリエAで鍛えられていることはある。

それにしてもマスコミは煽り過ぎ。試合の中継権があるテレ朝を筆頭に、サッカーとは関係のない在日朝鮮人や、北朝鮮代表のJリーガーの家族まで引っ張りだしたり、北朝鮮チームが夕べ夕食をとった焼肉店の取材をしたり、昨夜会場である埼玉スタジアムの照明を灯してヘリで空撮し「幻想的です」だと。目を覆うばかりの状況。さらに言えば、日本劇的勝利?ふざけんなって感じ。テレビ的にはおいしいだろうけど、こんな試合してたら冷や汗もの。最終予選通過も怪しいという覚悟も必要になりそう。先日読書感想を書いた井沢元彦氏の「逆説のニッポン歴史観」ではないけど、正しい報道をしてほしいもんだ。

試合終了時点でのイライラのまま書き散らしているので、不適切な表現もあるかもしれないけど、勘弁してください。

それにしても、親善試合ではない真剣勝負はゾクゾクする。2002W杯を知ってしまった体は、真剣勝負でしか満足できなくなったのだろうか?