つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

グインサーガハンドブック3

ハンドブックの第三弾。今回は100巻出版記念としての意味合いが強い。
主に100巻達成に対する構成は著名人のコメント、著者への100の質問、グインサーガ世界の解説、人名辞典、外伝の短編。

グイン・サーガ・ハンドブック 3 (ハヤカワ文庫JA)

グイン・サーガ・ハンドブック 3 (ハヤカワ文庫JA)

はっきり言って、外伝以外に目新しい物はない。世界の解説と人名辞典は読み飛ばしてしまった。
外伝は、トーラスのアレナ小路にある料理屋”煙とパイプ亭”のちょっとした心温まる話し。本編が緊張感が張りつめている中で、ホッとする話でなかなか良かった。
この”煙とパイプ亭”は、グインのごくごく初期から登場している。グインがこの店の長男「オロ」の最期をスタフォロス城で看取ったところからだから、1巻か2巻で登場したんだろうなあ。実際に主要登場人物がこの店を訪問したりするのはずいぶん後だったはずだけど。
この短編目当てだと考えると少し割高かなー。