つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

vs シリア 3 - 0

言いたいことがいくつかある。

  • 観客の少なさ
  • 全体の印象
  • プレイ内容
  • ジーコの采配

■観客の少なさ
キックオフ時の映像を見ると、スタジアムがガラガラ。さすがにピッチに近い部分は埋まっているけど、上の方に行くに従ってガラガラになっていた。このごろは代表の試合といえども親善試合では客が入らないのだろうか?西日本の雪の影響もあるだろうけど、それだけでは説明できない空席の数だった。やはり、W杯やアジア杯、五輪予選等の本物の勝負を見て来て目が肥えてきてるんではなかろうか。
■全体の印象
カザフよりは骨のある相手だったよう。とはいえ格下であることは間違いないはずで、勝つのは当然の結果だろう。その上で、内容はどうかということだと思う。時間帯によってはシリアのポゼッションが上回っているところもあったが、全体的には日本の主導で進んだ試合だった。
■プレイ内容
この試合では、カザフ戦に比べ左サイドの三都主の積極性が目立った。結果、FKの様に止めたボールでクロスをあげて先制点のアシストを記録した。しかし、良かった所はそこと、福西に合わせたクロスだけ。後は相変わらずドリブルを仕掛けて抜けない(止められる)ということの繰り返し。ディフェンスはザルだし。なぜ使い続ける?
三都主とは逆に加地の上がりが少なかった。上げたクロスの精度も低かったし。
厳密な意味で流れの中で得点できないのは変わっていない。
守備面では、何度もカウンターを食らっていたのが気になる。シリアの攻撃陣がミスをしたりしていたのでディフェンスに戻る時間を稼ぐことができたけど、今後レベルの高い相手との試合のときのことを考えると心配。
ちょっと悲観的に過ぎるのかなあ。
ジーコの采配
先発はほぼ固定。交代選手は鹿島の選手ばかり(元鹿島も含め)。何故昨季日本人得点ランク1位の大黒を積極的に使わないのか?何のための親善試合なのか?今日のスタメンの連携ということなら、既に去年のアジアカップで熟成されたのではないのか?100歩譲ったとしても、カザフ戦で今年のコンビネーションは確認できたのではないのか?新しく招集した選手を試す必要は無いのか?とにかく疑問ばかり。