iOSアプリで英単語の勉強をしよう! 〜キクタンのすすめ〜
9月に初めてTOEICを受験して撃沈。まあ予想通りの結果だったんだけど、ちゃんと勉強しなければと考えた次第。
TOEICに必要な能力は
- 語彙(単語)
- 文法
- ヒアリング
だと思うんだけど、まずは語彙力がないとどうしようもない。単純に問題集を買っても続けられないのは分かっているので、何かいいツールがないか探したところ、iPhoneのアプリで単語を覚えるためのアプリがあると知って早速購入。
iPhoneアプリ「キクタン」で、効率的に英単語学習!:アルク
他にも無料のものから12000語の"Super"、TOEIC990を狙うものまでレベル別にいろいろ取り揃えられているので、自分のレベルに合わせて選べるのがいい。自分は目下"TOEIC600"に取り組み中。
さてこのアプリの機能としては、
の四つ。自分が主に使っているのは、「毎日の学習&テスト」と「復習&テスト」。
それぞれ1回に16個の単語・熟語を学ぶ形になっている。多すぎず少なすぎずというところ。
自分のやり方は、
- 「毎日の学習」で新規単語・熟語(16個)の確認・・・100日分ある
- 新規単語で分からなかったものをノートに書いて覚える
- テスト
- 「復習」で以前分からなかった単語・熟語(16個)を再度確認
- それでも分からなかったものをノートに書いて覚える
- テスト
という流れ。ポイントは"ノートに書いて"というところだと思う。いくら教材がデジタル機器になったとしても、実際に覚えるには手で書かないとね。それでもなかなか学生の時みたいには覚えられない・・・。
このアプリならではの機能として、
それまで学んだ単語をまとめて復習機能で再学習することが可能。
それぞれの単語を1日後、3日後、7日後の忘れやすい時期に自動的に再学習するプログラムで、記憶の定着を助けます。(公式サイトより)
ということで、これまでの本や単語カードより効率的に学習ができそう。
また、単語のアンダーラインの色でおおよそ何回目の復習なのかが分かるようになっている様子。回数が増えるにつれ、緑→オレンジ→右肩に☆印という順に表示が変わっていくと思われる。
三日坊主の自分が今日で110日目。すでに「毎日の学習」は終了して、「復習&テスト」のみ継続。思うようには覚えられないけど、「継続は力なり」という言葉を信じて続けてます。
こんなアプリが自分の学生時代にあったら、英語の成績はもっと伸びたかな?
書籍版ならこちら
モヤモヤがスッキリ! 週次レビューをやってみよう!!
先日参加した名古屋ライフハック研究会で紹介した「週次レビュー」が思いのほか好評だったので、(調子に乗って)改めてまとめたいと思います。
「週次レビュー」とは
デビッド・アレン氏の提唱するGTD(Getting Things Done)という
頭をすっきりさせつつ、リラックスしながら、高い生産性を発揮していく「やり方」
の一部で、日次、週次、月次などの区切りごとに計画と出来栄えを振り返る方法です。
私の「週次レビュー」のやり方と効能
私の「週次レビュー」では、週末に前週の計画(やるべきと考えたこと)ができたかできなかったかを評価します。そして今週できなかったことと合わせて、来週何をやるべきかを明確にします。ですからこの部分は厳密に言うと、「週次"プレビュー"」という位置付けですね。
私の場合、思考をまとめるのに"(ミニ)マインドマップ"を使っています。
"マインドマップ"については、下記の記事がわかりやすいと思います。
私はメインブランチに
- 仕事
- 学習
- プライベート
- 健康・身体
- お金
を挙げていて、サブブランチにそれぞれ詳細を書いていきます。
書く段取りとしては、以下の項目を順に行っています。
- 当週プレビュー消し込み(=前週のレビュー)
- メモレビュー(各種のメモなどを見返します)
- 打ち合わせ結果レビュー(打ち合わせでの宿題事項を整理します)
- タスク洗い出し(1〜3の結果からタスクを洗い出します)
- 次週やるべき項目選定
- 5の内容をマインドマップのサブブランチに書きます
レビューの時(上記1ですね)には、ここに書かれたことができているか確認をしていきます。GTDでは頭の中の気になることをすべて書き出すことが本来のやり方ですが、そこは簡略化しています(とはいうものの、2〜4であらかた洗い出しています)。
このように、やるべきことを明確にして評価し、また新たに計画を立てるというPDCAサイクルを回すことで、頭の中がスッキリして、何かやらなければならないことを忘れていないかとかいうモヤモヤがなくなります。また、割り込みの仕事が入っても、何を後回しにすれば良いのか、すぐに判断できるようになります。
これらの作業に30分から1時間くらい掛かりますが、やるのとやらないのとでは差が歴然だと自分では思っています。ですので、多少面倒でも毎週末にやるようにしています。まあ、家ではいろいろな誘惑(テレビとか、昼寝とか・・・)が多いので、スターバックスなどに出掛けて環境を変えてやっています。
あとちょっとしたことですが、マインドマップを書く作業の効率化のために、メインブランチまで書いたものをテンプレートとしてコピーしています。
まとめ
やることが多すぎてこなせないという人にお勧めしたいのですが、そんな時にこんなことを悠長にやっている時間は無いと思うことも事実です。でも一度やってみると、効果を実感できると思いますので是非!
本を読んでも身につかないとお嘆きのあなたへ 〜【読書メモ】マインドマップ読書術〜
本はよく読むものの、読んだ知識が身につかないという人は多いのではないでしょうか?かく言う私もその一人です。
私は知識の定着のために、読んだ本の内容を数年前からこのブログにアップしています。本を読みながら、キーワードや引っかかったフレーズをメモしたり、付箋を貼ったりしていましたが、ブログを書くために見返すと、なんでメモしたかわかりづらく、まとめるにも時間が掛かり、そのためにエントリが滞る、そして次の本を読み始められない、ブログを書くのがイヤになる・・・というループに陥っていました。
なんとか改善をということで、メモをマインドマップ化することを1年ほど前から始めました。ただ、我流でやっているので、果たして効果があるのだろうか?もっと効果が出るやり方があるんじゃなかろうか?と常々思っていました。
そんな中、先日参加した”名古屋マインドマップ普及会(ナゴマイ)”のスタッフであり、ThinkBuzan公認マインドマップインストラクター、大岩俊之さんと出会い、著書である本書を紹介してもらいました。
読んでみると、マインドマップ初心者向けに優しい内容となっていて、実際に書かれたマインドマップも掲載されているので、とてもわかりやすいと思います。
また読書メモだけにとどまらず、目標達成するためのマインドマップの書き方も解説されていておトクな一冊だと思います。
マインドマップとは
マインドマップとは、トニー・ブザン氏の提唱する思考整理法。
中心にテーマにあたるイメージを描き、そこから放射状に枝を伸ばしてキーワードを書いていく事でイメージを膨らませ、顕在化させていくツール。(上記リンク先より)
詳しくは、同じくナゴマイのスタッフで公認インストラクターのコウスケさんの下記ブログがわかりやすいです。
カラーで、絵を描いて、とハードルが高いと感じられるかもしれませんが、絵を使わず単色で書く”ミニマインドマップ”というのもあるので、ご安心を。
冒頭の写真にちらっと写っているマインドマップは、私が書いたミニマインドマップです。今まで、こんなマインドマップでいいのか?と思っていましたが、ナゴマイに参加したことと、本書により「これでもいいんだ!」という確証を得ることができました。うれしい!
さて今回本書を読んだ目的は、
- そもそも読書マインドマップってどうやって書くの? 改めて知りたい。
- 記憶に残すには?
の二つ。
1.読書マインドマップの書き方は?
本書では幾つかの本のまとめ方が紹介されていますが、私がいいと思ったのは、「質問から答えを探す読書法」。小説はともかくビジネス書を読む場合、目的があって読むわけですから、その目的を最初に明確にして答えを探すというのが効率の良い読書というわけです。
目的を決めると、脳はそのことにフォーカスするため、本の中から目的に沿った内容を見つけやすくなります。(P85)
ブランチには、
- 本 ー タイトル、著者、出版社、発売日
- 読む目的 - 目的、質問(三つくらい)
- 質問の答え
- その他
を書いていきます。ポイントはもちろん「読む目的」と「質問の答え」ですね。目的と質問を明確にしておくと、ブログを書くときにもテーマが明確になるという効果があります。
2.記憶に残すには?
本を読んでいると、いろいろなことが頭に浮かびます。それらを言語化して書きとめておくと、あとで見直したときにその時の心境が分かり、気づきが起きやすくなります。
どんなことでもいいので、書きとめておきましょう。(P90)
この一節に尽きるような気がします。さらに
- 規則性を見つけ、グループ化する
- ありえないくらい誇張したイラストにする
- カラフルな色をつける
- 数字をつける (P174)
ことで記憶に定着しやすくなるそうです。確かに手を動かし、目に訴えかけ、順序立てるという、五感に訴えかけることをすると、脳に刻み込まれますよね。
まとめ
これから本を読むときには、
ということをやって、記憶にとどめ、実践につなげていくことにします!
追記
本書では、マインドマップを書くための道具も紹介されています。道具の一つにカラーペン3種類が紹介されていたのですが、このうちのステッドラーを買いました!これからこれでカラフルなマインドマップを書こう!
以上、本を読んで自身の向上に役立てようと考えているあなたは是非!
頭の中の整理が苦手な人に効くかも 〜名古屋マインドマップ普及会に参加してきた!〜
名古屋マインドマップ普及会に参加してきた!
クリスマスも過ぎて正月気分に切り替えつつある12/26に開催された「名古屋マインドマップ普及会」のイベントに参加してきました。
愛知、岐阜、三重、静岡、長野で多くの方がマインドマップを活用することで、仕事、勉強、日常生活などのストレスを減らし、人生をより楽しく過ごすことを目標に活動するグループです。
この「名古屋マインドマップ普及会」は、スタッフ3人が全てマインドマップインストラクターの資格を持つという贅沢な布陣ということと、マインドマップについては何冊かの本は読んだものの、我流でやっているので一度ちゃんと勉強してみたいと考えていました。ただ、みっちりとやる講習会は費用面で踏み出せなかったので、入門的な位置付けのリーズナブルな価格(失礼!)の今回の勉強会に申し込んだ次第。
そもそもマインドマップって?
マインドマップとは、トニー・ブザン氏の提唱する思考整理法。
中心にテーマにあたるイメージを描き、そこから放射状に枝を伸ばしてキーワードを書いていく事でイメージを膨らませ、顕在化させていくツール。
自分は読書メモや週次レビューなどで活用しています。
「今年をマインドマップで振り返る」
さて本題の今回のテーマは「今年をマインドマップで振り返る」でした。
簡単にマインドマップの基礎知識を教えてもらったあと、実際にマインドマップを書くワークを行い、グループごとにディスカッション。
- マイブーム
- 今年うまくいったこと
- うまくいったことの掘り下げ
- 逆にうまくいかなかったこと
- 重要度、緊急度で層別して、年末までにやりきること、始めることを書き出し
- 書き出したものの中から本当に実行したいことをどうやるか掘り下げ
と順にマインドマップを書いていき、自分を追い込んでいきました。
これって、今回の講師の石榑隆典さんがコーチングのインストラクターでもあるので、(多分)コーチングの手法で進められていたんだと思います。
そのためワークが進むにつれブランチを増やしていくことが難しくなり、青息吐息・・・。いかに普段真剣に考えていないかということを思い知りました。
そんな中なんとか、自分は2冊の本を読み切ることをコミットしました(できるかな・・・)。インストラクターの一人、大岩俊之さんの著書を読んで読書メモのマインドマップも進化させたいと思います。
これは年始に読んでみよっと。
まとめ
2時間半という短い時間ではありましたが、前述のようにとても濃い勉強会でした。
自分が普段週次レビューや読書メモで書いているマインドマップは、ミニマインドマップというもので間違ったやり方ではないことが分かったのと、セントラルイメージとカラーのフルマインドマップを描くハードルが少し下がったのは収穫でした。
また、単にマインドマップを学ぶというだけではなく、ワークを通じて今年の自分自身を見つめ直すいい機会になったと思います。
次回は、2016/2/6 9:30〜 「2016年目標の見直しと再設定」がテーマだそうです!
思考の整理に悩んでいるあなた、是非!
仕事が終わらないというあなたへ 〜インバスケットの会に行ってきた!〜
先のエントリとは前後するけど、先日(12/5)、インバスケットの会・オオサカに参加してきました。
そもそもインバスケットって何?
「インバスケット」とは、
「現場で発生する案件を使ったシミュレーションゲーム」で、「制限時間内に優先順位をつけて案件処理を進める」ことで、「業務遂行能力」「生産性」「全体を見る力」「組織活用力」を向上させ、潜在能力を発揮できるようになるトレーニング方法のことです。(公式ホームページより)
インバスケット教材開発・研修・セミナーの 株式会社インバスケット研究所
社長の鳥原隆志さんが執筆した書籍も多数出版されていて、インバスケットがどういうものか知りたければ「インバスケット思考」がおすすめ。
で、「インバスケットの会・オオサカ」は、
「継続的な学習の場の提供」「人の交流」をコンセプトにしている勉強会・交流会です。(公式ホームページより)
ということで、本格的な研修ではなく、気軽に参加できる勉強会的な位置づけ。
それで実際に行ってみると、会場は意外にも(失礼!)おしゃれなカフェ(バー?)でした。”いかにも会議室”というところではない方がリラックスして取り組めるのではないかという主催者の配慮とのことでした 。
きっかけと目的
今回参加したきっかけは、1年ほど前に上司から仕事の仕方が悪い(仕事を抱え込む)と指摘されたので、良いやり方ができないものかとビジネス書をいろいろと読んでみました。そんな中、前述の「インバスケット思考」を読んで自分の悩みにマッチしているなあということで、鳥原さんの著書を何冊か読んでさらにマッチしていると確信した次第。特にやらないことを取捨選択しないといけないことがよくわかりました。
で、書籍の中のワークをやってそれなりに回答をしているものの、その回答が的を射たものか判断できないことに少し不満を感じ始めました。本格的な研修に参加するには敷居が高いと思っていたところ、ある日「インバスケットの会・オオサカ」の告知を見たので、即申し込んでみました。
インバスケットの手法や自分のやり方があっているのかを学ぶことが主たる目的ですが、ここのところ社外での人脈形成も必要と感じていて、この機会にいろいろな人と交流ができるようにということも狙っていました。
どんなだった?
会場に着くまでは、参加している人は仕事で悩んでいるオジサンばっかりと思っていました(またまた失礼!)。ところが15人ほど集まった人たちは意外にも女性が多く、場所にも助けられているのか柔らかな雰囲気。セミナーが始まっても堅い雰囲気ではなく、気軽にしゃべることができ、とても馴染みやすく感じました。司会進行の方々の進め方も良かったんでしょうね。
で、ワークとしては、
- 教材(簡略版)を用いて自分でインバスケットの作業を行う
- グループで10件ほどの案件の優先順位付けを行い発表
- 一つの案件を取り上げ、グループで処理内容を考えて発表
- グループのメンバーを変え、別の案件の処理内容を考えて発表
ということをやりましたが、数時間があっという間でした。
気づき
普段会社で仕事をしていると、 周りはほぼ同じ価値観というか仕事として目指す方向性が同じような人たちが集まっているのであまり感じないのだけど、こういう場では全く立ち位置が違ったり、考え方が違ったりする人が集まっているので、一つ一つの処理の考え方が違い、結果も違ってくるのが実感できました。
例えば、今回のワークの案件として取り上げられた、トラブルに直面した時の対応とか。自分はいつも職場で言われている考え方で、
- 今トラブっていることに対する処置
- 流出したものに対する対処
- 再発防止
の順にやるんですけど、3から考える人もいたりで、違うもんだなあと思いました。
チームごとの発表を聞くと、大筋は皆ほぼ同じことを言っているんだけど、すごく丁寧に処理をまとめているところもあり、個性が現れるなあと感じました。
当たり前のことですけど、こういうことが実感できる場になかなか恵まれていなかったのが分かりました。
まとめ
インバスケットの入門としては、とてもコストパフォーマンスが高いと感じました。
しかも知り合いも増え、一挙両得ですね。
次回(2016/2/27)も参加したいと思います!
すでに申し込み受付してますよ!あなたもゼヒ!
名古屋ライフハック研究会に行ってきた!
先日(12/12)に今年最後の名古屋ライフハック研究会が開催されたので行ってきました!
この会は、
「ライフハック(仕事術)」「交流」「刺激」をキーワードに、イベントを開催。方針は「主役は全員」「成果のみならず困り事もアウトプット」「フィードバック(give, give & take)」「共有」。
することを目的に、2009年から名古屋で活動しているグループです。
今回のお題は、「便利グッズ、生活の便利ワザ、仕事の工夫を語り合う!ライフハック大忘年会2015 」。
参加者が日頃工夫していることを披露して、また、それぞれの悩みにみんなで答えていきましょうというワークをしました。
1.グループワーク1
主催者含め4、5人ずつのグループに分かれ、それぞれのライフハックネタを披露するワークでした。あとで全員に向けても発表をして、シェアをしました。
自分は毎週やっている週次レビューを紹介しました。毎週末に
- 今週予定していたこと(仕事、プライベート含め)ができたか?
- できなかったことはどうするか?(やめる?来週する?さらに先送りする?とか)
- 新たに発生したやることは何か?
- 以上から来週やることを書き出す
ということを、マインドマップ的なものを書いてPDCAサイクルを回しているので、それを実際に書いたものをお見せして説明しました。
週次レビューをやることで、
- やるべきこととやらないことが明確になるので、気分がスッキリする
- やるべきことに集中できる
- スターバックスで作業することが多いんだけど、場所が変わって気分転換になる
という効果が得られます。
ちなみに週次レビューという言葉は、デビットアレンの提唱するGTDというタスク管理の考え方からきています。厳密に言うと、自分のやっている方法はGTDで定義されているやり方をかなり簡略化したものですが、自分の仕事が回ればいいのです(笑)
そういえば、ちょうどGTD本の改訂版が発売されたところです。
自分では何気なくやっていることですけど、紹介した皆さんから感心されたことで、自分にも他の人にはないものを持っているんだなあということに気づけました。
2.グループワーク2
人数はそのままにメンバーを入れ替えて、テーマ(お金、読書、家庭、仕事など)の書かれた紙に自分の悩みを書き込み、メンバーで解決法を議論するというワークでした。「悩みは同じだなあ」だったり、「こんな悩みもあるんだ」だったり、それに対しての解決方法がみなさん様々で、いろんな意見が出て面白かったです。
3.ライトニング・トークス
恒例のライトニング・トークス(5分間のプレゼンテーション)。
5人のプレゼンターが登壇しましたが、テーマの縛りがないということもあり、それぞれ自分にはないユニークな視点からの発表でした。目からウロコだったり、仕事に活かせそうなことだったり、へぇーだったり、一つ一つに気づきが得られました。
あと、皆さん5分間きっちりで締めていて、自分だったらできるかしら?ということも気づかされました。
会のあとに行われた懇親会も含めて新たな出会いもあり、非常に有意義な時間を過ごせたと思います。
アットホームな集まりなので、また次回も参加したいです。
次回は2016/2/28(Sun)午後だそうですよ!
仕事が多くて汲々としていませんか? 〜【読書メモ】やらないことを決めなさい〜
本書は仕事が多くて首が回らなくなっているあなたのための本。
タイトルの通り、一つ一つの仕事(作業)をいかに早く処理するかということではなく、そもそも仕事の数を減らしましょうという考え方を身につける内容となっている。
しかし今たくさんの仕事を抱えている人にとって、仕事を減らしましょうと言ったって、そう簡単に意識を変えることはできない。でも意識を変えないと仕事は減らず、これまでと同じようにズルズル時間を浪費することになってしまう。
ポイントは次の3つ。
- やるべき仕事とやらない仕事を決める
- 緊急度と重要度という2軸で仕事を考える
- 重要度が高く、緊急度が低い仕事をまずスケジュールに組み込む
1.やるべき仕事とやらない仕事を決める
さらっと書いたけどこれが難しい。でもこれをやらないと仕事は減らないので、まずは強い意志を持って判断する必要があると思う。
ただ、受けた仕事をやらないというのはいけないので(一部にはそれでも問題ない仕事もあるけど)、
- うまく断って、そもそも仕事を受けない
- 誰かに振って仕事をしてもらう
ということをしなければならない。
自分は後者より前者が苦手なので、訓練が必要かも。しかしそもそもやらない仕事を判断することが難しい。これは日頃から仕事を選別する習慣をつけることが大事なのかな。
仕事は全てが満点である必要はありません。そして全てを満点にできるわけでもありません。(中略)だからこそ、大事な部分は満点に近づけるように頑張り、一方で、そうでない部分は80点でもいいのです。(中略)満点を取るべき仕事を選んでください。ただし、1日1つ、多くても3つ以内にしてください。あとの仕事は目指す点数を70点以下に下げてください。(P55)
とあるように、受けた仕事もすべてに完璧を狙う必要はないということ。
2.緊急度と重要度という2軸で仕事の優先度を考える
このカテゴリ分けはよく言われているが、この2軸で考えると以下の4種に分かれることになる。
A:重要度が高く、緊急度も高い仕事
B:重要度が高く、緊急度は低い仕事
C:重要度が低く、緊急度が高い仕事
D:重要度が低く、緊急度も低い仕事
Aはすでに火を吹いている状態なので、すぐに処置をする必要がある。しかし本当はやりたくない仕事。
Bは放っておくとAになる。Bの仕事に注力すればAが減り、仕事に追われるということが減るという理屈。
3.重要度が高く、緊急度が低い仕事をまずスケジュールに組み込む
Bの仕事を予定に入れないと、いつまでたっても手をつけることができない。なので、打ち合わせではないけど、予定表にBの仕事をする時間をあらかじめ入れておき、他の打ち合わせなどが入らないようにブロックしておく。
これは実践しているけど、効果があると思う。予定として入っていることで、心理的な強制力が発生する。やりたくないと思う仕事でも、手をつけることができる。そうすると少しでも進むため、うまくいけばそのまま完了に持ち込めるし、そうでなくても完了までの見通しができるようになる。
まとめ
①これはやるべきなのか、そうでないのかを常に考える
②やらない仕事は、断るか誰かに振る
③Bの領域の仕事をあらかじめ予定に組み込む。そして少しでも手をつける。
ということをやろうと思う。