つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

グインサーガ99

シリーズ第99巻。後1冊で100巻になる。
今回は、ノスフェラスから脱出したけど、イシュトヴァーンの軍に捕らえられ、トーラスへ連れて行かれる道中の物語。

この巻一冊で、一晩の出来事しか書かれていない。まあ、色々なことが起こっているので内容としては濃い物になっている。
グールの描写は初期の頃とは違って、妖魔と言うよりは人間に少し近い存在として描かれている。それはそれで良いんだけど、どうもグインに対して、どんな存在も好意的な振る舞いをするようになってきているので、なんかご都合主義かなあと感じなくもない。
とは言うものの、物語としては面白いのでまあいいかと。