つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

アナザヘヴン2 Vol.1

数年前に映画とTVドラマのコラボレーションで話題になったアナザヘヴンの続編。
本作は、前作アナザヘヴン1の事件終結から10ヶ月後という設定。主要登場人物である早瀬、飛鷹、皆川のその後が交互に語られるという構成。
ずいぶん前に購入してあったんだけど、他の本を読むことが優先になって積ん読状態となっていた。

アナザヘヴン2〈VOL.1〉 (角川ホラー文庫)

アナザヘヴン2〈VOL.1〉 (角川ホラー文庫)

文体なんかは違和感なく入り込めた。ただ前作を読んでから相当時間が経っているので、細かいストーリーが思い出せない。とは言うものの、読み進めるうちに何とか不都合がないくらいには記憶がよみがえってきた。
肝心の内容はと言うと、この本1冊がプロローグという感じ。主役級それぞれの10ヶ月間を埋める(事件の影響からそれぞれに人生の空白期間を過ごしていた)内容から、それらを精算し、新しい行動に移るまでが語られている。
素直に次の巻を読みたいと思った。
新品を買うのもどうかと思うので、古本屋で探してみよう。←先日文句を言ったばかりなのに、立場が変われば言うことも変わると(笑)。購入する側から言うと安いもんねえ。