つらつらと、つらつらと

見たこと、感じたことをつらつらとつづっていきます

Book

買いだめ増加中

買いだめしている文庫本が増加中。なかなか読む時間が取れないことで、どんどん増えていく。 現在の蔵書(というほどたいした物は無いけど)リスト 迷宮百年の睡魔 森 博嗣 朽ちる散る落ちる 森 博嗣 赤緑黒白 Red Green Black and White 森 博嗣 ナ・バ・テア…

グインサーガ105

前巻からの続き。物語が大きく展開する予感。 風の騎士―グイン・サーガ〈105〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/12メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (75件) を見る 以下ネタバレになるので畳みます。

百器徒然袋 雨

京極夏彦の京極堂シリーズ。本作は榎津礼二郎が主役(?)扱い。 文庫版 百器徒然袋 雨 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (117件) を見る

グインサーガ104

グインとマリウスはパロへと向かっているが、その道中での一幕。 湖畔のマリニア グイン・サーガ(104) (ハヤカワ文庫 JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/10/07メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (88件) を見る

「歌枕」謎ときの旅

著者が荒俣宏なので伝奇ものかと思って読み始めたんだけど、全然違った。松尾芭蕉の行った奥の細道紀行の本当の意味を探りつつ、筆者自らその足跡をたどる旅を行ったものをまとめている。 こんな時にと思いつつ、息抜きという名目で読んでいた。まあいいでし…

水曜日のジゴロ

栗本薫の伊集院大介シリーズ。樹さんが主人公となって進む物語。伊集院大介は要所に少しずつしか登場しない。 水曜日のジゴロ 伊集院大介の探求 (講談社文庫)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/07/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回こ…

朽ちる落ちる散る

森博嗣のVシリーズ第9弾。 巻頭の舞台となっている研究所の見取り図を見て「あれ、どこかで見たことが・・・」という印象。最初は「また同じの買っちゃったよ」と思ったけど、最新刊を買ったので違うし・・・。読み進めるウチにようやく理由が分かった。 朽…

SHUNSUKE 中村俊輔 イタリアの軌跡

中村俊輔のレッジーナとの契約からその最初のシーズンが終了するまでを、関係者からのインタビューや事実関係を章ごとにまとめてある。著者はレッジーナの本拠地レッジョカラブリア出身のイタリアのスポーツ記者。 SHUNSUKE 中村俊輔 イタリアの軌跡 (朝日文…

グインサーガ103

100巻を通り越して、普通に受け入れることが出来るようになった103巻。それまでは、多少100巻を超えたことで畏れ多く感じていた所があるかも(笑)。 今回の舞台は、イシュタール、サイロン黒曜宮、モンゴール辺境森林地帯の三カ所。 ヤーンの朝 (グイン・サー…

夏、19歳の肖像

島田荘司の初期の作品を自身がリメイクしたもの。御手洗シリーズではない。 夏、19歳の肖像 (文春文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/05メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (30件) を見る

浅見光彦殺人事件

このところ出張も無くなったのでなかなか読破ペースが上がらない。久々の読書感想かな。 浅見ファンにとってはなかなか衝撃的なタイトル。 さて、巻末を見ると、過去に角川文庫から出版されていたらしい。ならば読んでいるはずなんだけど、最後まで読んだこ…

グインサーガ102

今回は、グインにやられたイシュトヴァーンの様子と、山火事に巻き込まれたグインとスカールのハナシ。 火の山 グイン・サーガ(102) (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/06/09メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブ…

逆説の日本史 第9巻

今回は戦国時代編。倭寇から始まり、織田信長まで。 読み切るのにかなり時間が掛かってしまった。面白くなかったのではなく、読む時間がなかなか取れなかったので。 逆説の日本史〈9〉戦国野望編 (小学館文庫)作者: 井沢元彦出版社/メーカー: 小学館発売日: …

君の夢 僕の思考

森博嗣のメッセージ・写真集というべきものか。写真と言っても著者のポートレイトなどではなく、著者撮影の写真で面白い。 君の夢 僕の思考―You will dream while I think (PHP文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/06メディア: 文庫 ク…

グインサーガ101

軽々と100巻越え。本巻は前巻の続きで、イシュトヴァーンに追われるグインとスカールの部分と、グイン救出に向かうケイロニア軍の様子との2本立て。 北の豹、南の鷹 (グイン・サーガ(101) ハヤカワ文庫 JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 200…

捩れ屋敷の利鈍

森博嗣のVシリーズ文庫最新刊。 今回の見所は、S&Mシリーズの萌絵と保呂草の対決(?)かな。逆にVシリーズレギュラーの練無や紅子さん、しこさん達は登場しない。 昨日の出張が一人で移動だったので、一気に読了。 捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)作者: 森博嗣出…

グインサーガハンドブック3

ハンドブックの第三弾。今回は100巻出版記念としての意味合いが強い。 主に100巻達成に対する構成は著名人のコメント、著者への100の質問、グインサーガ世界の解説、人名辞典、外伝の短編。 グイン・サーガ・ハンドブック 3 (ハヤカワ文庫JA)作者: 早川書房…

グインサーガ100

ついに100巻の大台に突入した。しかし完結にはほど遠く、依然としてグインの自分探しの旅は続いている。 グイン・サーガ 100 豹頭王の試練 (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/04/08メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を…

続巷説百物語

六つの短編が一つの長編となっている。と言っても、短編一つが、1冊の本になっていてもおかしくないくらいのボリューム。ようやく読了。 続巷説百物語 (角川文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/02/24メディア: 文庫購入: 3人 クリッ…

アナザヘヴン2 Vol2,3,4

2巻から4巻まで一気読み。うまい具合に1巻が起、2巻が承、3巻が転、4巻が結となっている様子。狙っているのかも。 アナザヘヴン2〈VOL.2〉 (角川ホラー文庫)作者: 飯田譲治,梓河人,ライトパブリシテイ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/11/10メデ…

アナザヘヴン2続き

早速昨日の帰宅時に例の「古本屋」に寄ったけど、肝心の2,3巻が無かった。使えない。 でも4巻だけでも購入しておけば良かった。失敗した。

アナザヘヴン2 Vol.1

数年前に映画とTVドラマのコラボレーションで話題になったアナザヘヴンの続編。 本作は、前作アナザヘヴン1の事件終結から10ヶ月後という設定。主要登場人物である早瀬、飛鷹、皆川のその後が交互に語られるという構成。 ずいぶん前に購入してあったんだけ…

古本屋

今日はある中古本買い取り店へ2冊の文庫本を売却に。 1冊は前に買って読んだもので、出版社が違ったので新刊として出たのを間違えて購入。 もう1冊は、その著者の本はほとんど読んでいるんだけど、この本だけは最初の数ページで読めなくなった。内容が受…

工学部水柿助教授の日常

森博嗣の水柿シリーズ第一段。水柿助教授は、短編集には登場しているが、長編には初登場(のはず)。 工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ …

どすこい。

京極夏彦のドタバタコメディ。短編集で、それぞれには最近のミステリ等の名作のタイトルをもじったタイトルがつけられている。しかし、それらの作品のパロディだと思って読み進めると拍子抜けする。 どすこい。 (集英社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: …

グインサーガ99

シリーズ第99巻。後1冊で100巻になる。 今回は、ノスフェラスから脱出したけど、イシュトヴァーンの軍に捕らえられ、トーラスへ連れて行かれる道中の物語。 ルードの恩讐―グイン・サーガ〈99〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 栗本薫出版社/メーカー: 早川書房発売日…

歴史「再発見」物語

井沢元彦の歴史本。 歴史「再発見」物語―意外な実相を読み解く (広済堂文庫)作者: 井沢元彦出版社/メーカー: 廣済堂出版発売日: 2004/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る

逆説のニッポン歴史観

布団に入っている間にどんどん蔵書を読み進める。 本書は著者である井沢元彦節が炸裂している。ニッポン歴史観とあるが、話題の対象となっているのは、戦後以降の部分。 逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体 (小学館文庫)作者: 井…

ロシア幽霊軍艦事件

この作品は、御手洗シリーズだけどいつもとは毛色が違う。いわゆるミステリとしての殺人事件は起こらない。とは言うものの、歴史の謎というミステリにフィクションを織り交ぜながら踏み込んでいる。どちらかと言うと、同著者の「三浦和義事件」のフィクショ…

秋田殺人事件

お馴染み浅見光彦シリーズ。今回は、秋田を舞台にしたもの。ただ、浅見が偶然事件に出会うのではなく、兄陽一郎の後輩である秋田県副知事の私設秘書として事件を捜査するといういつもとは違う立場。従っていつもの留置場のシーンは無い。 秋田殺人事件 (光文…